本日「東住吉冤罪事件」に最高裁判決が出るはずだが

今までの流れでは、多分、有罪であろう。再審が行われることを祈るしかない。

http://www.jca.apc.org/~hs_enzai/

テレビでも検証番組をやっていたが、途方もなく馬鹿げた話である。
密閉空間でも、火種が1m以上離れていればガソリンに引火しないと云うのである。この人達は、液体が直接燃えると思っているようだ。
また、ばら撒いたガソリンにライターで火を点けたと本気で信じているのであろうか。その通りなら、点けた本人が火達磨である。空気との混合具合によっては爆発するかもしれない。


裁判員に選ばれれば、このような自然科学の基礎知識すら持たない人達と議論しなければならないのであろうか。
議論と云っても論破したところで意味はない、説得しなければいけないのである。
自分の説得の成否によって他人の人生が変わってしまう、そんな重い議論をする自信がない。普段なら理性的に話すことを心掛けてはいるが、こういう場合は感情的に切れてしまい「そんなことも解らん莫迦はカエレ!」とか云ってしまいそうだ。


裁判員には一度はなってみたいと思っているのだが、この様な事件は勘弁して欲しいというのが本音。