2006-01-01から1年間の記事一覧

Web2.0的遊び

石器時代から1万年ぶりに、この惑星上の富が人々に平等に行き渡る時代が来る - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ この人のエントリは、最初は「何?」と思ったのだが、スタイルを理解してからは楽しく読める。 ブクマ参加型エントリとでも呼ぼうか。 これなら…

この自由はどの自由?

思いつき。 加藤秀一「「生まれないほうが良かった」という思想について――Wrongful life訴訟と「生命倫理」の臨界」 自由を「自己の可能性の所有(権)」と捉えれば、Wrongful lifeの訴えは「自己の非在可能性」としてこの自由に帰属しまいか。これだと矛盾は…

自意識過剰ってどの程度で「過剰」なのだろう

「程度」を測ることが困難であるから、「過剰」とは自意識に由来すると思われる問題の原因として想定されるのであろう。 私的には、道を歩いている最中に「過去の恥ずかしい記憶」を思い出し、その場で蹲ってしまいたくなることはままある。「穴があったら入…

オモチャ発見

Windows上でウェブプログラムのローカルな実験を行うのに、ApacheとMySQLをパッケージして使っている。だが、MySQLはともかく、Apacheは実験環境には無駄に大きい。 そこで、もっと軽いサーバを探してみた。 ACME Labs Softwarehttpd以外にも、小さくて動く…

世間に溢れるニセ科学

以前言及させて頂いた阪大の菊池先生がNHKに出演されているのを偶然視聴。話の内容は無論(?)似非科学批判である。 私の「若き科学者」に対する個人的なイメージに近い方で、見ていて楽しくなってしまった。

中央管理事務局は何を管理しているのか

気になって仕方がなかった。 反論できないことを言うバカ (借日記[CHAKUNIKI]) 文章と関係ないが、「財団法人 中央管理事務局」がとても気になった。 何を管理?まさか、「中央」を管理しているわけでもあるまい。 ググってみる。 yumenara.com …確かに怪し…

価値判断が有効なのは自戒のみ

野暮で田舎者のおいらが来ましたよ。とでも云うところだろうか。 「善意」「悪意」「野暮」「田舎者」「自分は何もかも分かっている」etc. どんなに言葉を変えようが、結局のところ価値判断でしかないのである。無論、価値判断を反省的に自己に向けることは…

「善意」とか「悪意」とか

そんな便利な言葉ばかり使ってると莫迦になっちゃいますよと。 だから、そんな言葉しか使えない人は莫迦ですよと。 お母さんが云ってましたw

名は体を表さない

前を通って、ちょっと吃驚した。 京都テクニカル電子株式会社

はてブって普通じゃん

以前から、「はてブの衆愚化」と云う話をちらほら読んでいたが、最近始めた身としては些かピンときていない。昔はもっと良かったのかもしれないが、今でも十分楽しめるものではあると思う。 前エントリは、私自身の初ヒットになったようだ。自分が面白いと思…

お父さんが臭い理由

NHKの番組で「お父さんが臭い理由」を聞いて、すごく納得してしまった。 [連載] フェロモンの謎を解く 2) MHCとVNO -- 鈴木 隆 -- 季刊 環境情報誌 ネイチャーインタフェイス MHCは主要組織適合抗原複合体の略称で、免疫細胞が自己と非自己を識別する際に…

必要なのはサニタイズではなくデコードとエンコード

最近ウェブで遊びだしたプログラマとしては、こっち方面のプログラミングでは何だかなぁという話が多い。 「サニタイズ言うなキャンペーン」私の解釈 この記事は、間違っているわけではないが、「サニタイズ」の問題に対する言及としては足りない。 まず、最…

やっぱりシュレーディンガーは動物虐待

「シュレーディンガーの猫」に再挑戦。 シュレディンガーの猫 設定は理解*1したが………………やっぱり猫関係ないじゃん! 量子力学では、対象とする物理的なシステムの状態は、状態ベクトルΨで表される。この関数には、(微視的な原子の結合状態から巨視的な物体…

とりあえずシュレーディンガーは動物虐待

水伝から似非科学に到る話題で、「シュレーディンガーの猫」が散見された。私は学が無く量子力学を理解していない。故に、「シュレーディンガーの猫」も聞いたことはあれど考えたことはない。 これを機会にぐぐってみた。 シュレーディンガーの猫 - Wikipedi…

「可能性がある」は「信じている」という意味

前のエントリの続きである。 ブクマコメントでNOV1975さんから「真のモヒカンは言葉面をとらえて議論したりしない」というご指摘を頂いた。モヒカンの皆様、大変失礼致しました。申し訳ない。 言及先からのレスポンスも頂いたので、不肖私めも、前のエントリ…

「可能性がある」は意味論的に間違い

水伝関連を漁ってみた*1ら、阪大に面白いブログがあった。 kikulog - 水伝:mixiに書いたことこちらも科学者が水伝批判をしておられる。内容は真っ当と云うか妥当。 だが、モヒカン族の言葉面を捉えた異議で、話は空中分解ならぬ空中戦に突入したようである。…

腕の先端に在るのは5本の指か4つの切れ目か

単なる印象なのだが、私にとって「型」はラッセルで「クラス」はメルロ=ポンティなのだ。 404 Blog Not Found:Typeとは俺のことかとClass言い上の印象は時代によるものであろうか。オブジェクト指向とポストモダン(ニューアカ)には、少なくとも私にとっては…

左回転の独楽の質量は減る

一連の水伝ネタで、以前科学雑誌(ニュートンだったか?)に掲載された記事を思い出した。 表題の通り「左回転*1の独楽の質量は減る」というものだ。 仲間内では「コリオリの力じゃないの?」「そんなわけあるか!」と盛り上がったが、後日の掲載で「誰も追試を…

科学も神学の一派ということで

ネタとも思われるが乗っかるクマー。 実験の場で条件として設定されていなかったことについて「その影響はない」と言い切るのはどうなのか?? 「で、みちアキはどうするの?」 - それってカガクテキ? 仰るとおり、言い切れない。が、言い切ってもいいほど…

ファンタジーは必要ない

前のエントリで語ったように、いじめに社会的なモノや精神的なモノを想定する必要はない。よく云われる様に動物もいじめを行うのである。 このことを示すために、私が記憶している例を2つほどあげてみる。これらはテレビで放映されていたもので、ネット上で…

仰るとおりです

はい。何も云うことがないならトラックバックする必要もない。 自動的にトラックバックされることを忘れていた、単純に私のミスです。 「私には被害が及ばない(だから書かない)」と表明する理由がわからないそれでも、「表明」してしまった以上、反応には…

いじめは降りられるゲームだが…

http://d.hatena.ne.jp/ululun/20061114/shakai061114色々思うところはある。思考実験も可能である。可能性はあると感じている。かなりの量の文章も書いた。 が、リアルな言葉は出せなかった。 所詮、私に被害は及ばないのである。

簡単に処理するなら簡単なんだけどね

なんどか書いていると思うがいじめ問題の解決は簡単といえば簡単ですよ - finalventの日記学校システムを無くせばいいだけ。教育は家庭の責任とする。 簡単。

「科学=真理」ではない。

科学は真理を求める姿勢であり、その為の手段なのである。 http://www.virtual-pop.com/tearoom/archives/000172.htmlこの記事は「科学的」と「論理的」を混同しているように思える。故に、論理的とは云いがたい。 よって、この記事に論理的批判を行うことは…

人権のバーゲンセール禁止!

「また」人権である。人権を失ったまま生き続けても、そんな命に意味はない。 - アンカテこの手の言説は徹底的に非難すべきだと思う。 人権とは、自分が言ったことを誰かが聞いてくれて答えてくれることだ。 そんな人権など無い。 ブログのエントリにトラッ…

いじめはゲーム

乱暴に云ってしまえば、いじめはゲームなのである。 楽しいゲームだから繰り返される。 問題はいじめられ役が全く楽しくないってこと。 オニが交代しないオニごっこ。

いじめは台風みたいなもの

台風というのは云ってしまえば低気圧なのであるが、最近の「いじめ」に対する議論には「台風」と「低気圧」を混同した様なものも見受けられる。 低気圧は「何処にでもある」もので「決してなくならない」のであるが、それと台風はやはり違う。何が違うかと云…

「自殺性」を持った「自殺者」

フーコーによると、「非行性」を持った「非行者」、「倒錯性」を持った「倒錯者」が権力と知によって「発明」されてきたわけだが。次の発明は、「自殺性」を持った「自殺者」だろうか。 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/26645/勿…

本日「東住吉冤罪事件」に最高裁判決が出るはずだが

今までの流れでは、多分、有罪であろう。再審が行われることを祈るしかない。http://www.jca.apc.org/~hs_enzai/テレビでも検証番組をやっていたが、途方もなく馬鹿げた話である。 密閉空間でも、火種が1m以上離れていればガソリンに引火しないと云うのであ…

私が神様と手を切れない事情

私は宗教者ではない。当然、「無宗教」などという「無」を信仰する奇妙奇天烈な宗教も持たない。 私は正しく虚無主義者である。 ちなみに、宮崎駿「風の谷のナウシカ」第7巻が私の愛読書である。私はこの1冊で宮崎駿を肯定する。例え同1〜6巻や映画版を…