腕の先端に在るのは5本の指か4つの切れ目か

単なる印象なのだが、私にとって「型」はラッセルで「クラス」はメルロ=ポンティなのだ。


404 Blog Not Found:Typeとは俺のことかとClass言い

上の印象は時代によるものであろうか。オブジェクト指向ポストモダン(ニューアカ)には、少なくとも私にとっては同時代性があった。


私の考えるオブジェクト指向と云うものは、「オブジェクトを指向して関係性を取り出す」という方法論である。
「関係性」は直接取り扱えるものではない。複数のモノの間に発生する「モノ」なのである。それ故、「関係性」を取り扱う為には、取り合えず複数のオブジェクトを「置いてみる」必要がある。だから、オブジェクトは「関係性」に至る媒介であって、それが何かというのは「どうでもいいこと」なのだ。


無の世界に放り出された超人ロックが、脱出のためにまず自分を複製*1して「2つのモノ」を「置いてみた」というアレである。

*1:「超人」だから何でもありである。